みなさん、こんばんは

みなさん素敵な金曜の夜をおすごしでしょうか。

さて、今日のお悩みです。

好きな相手が既婚者で不倫して1年くらい経ちます。

わたしが一目惚れした時は既婚者という事はまだ知らなくて、
不倫なんか実際に存在するものだとは思ってなかったから
既婚者と知っても相手からくる事はないし、ただ片想いでいいやと思ってました。

まさかの相手に付き合おうと言われて、
まあ見た目からしてチャラいのはわかったし
どうせすぐ終わるだろうと思ったから
わたしも適当に付き合ったんですが
会う回数が段々増えて、今では毎日会うくらいです。

それだけ思ってくれてるのはわたしも好きだから嬉しいんですが、
そもそも不倫だし早く終わらせたいから、何度も別れようと切り出して
最初は納得してくれなかったんですが、やっと別れてくれました。

ですが彼氏面が未だに変わらず連絡も毎日くるし
会おうと家まできたりします。

わたしも好きだから流されてしまうのが一番ダメなのはわかってるんで、連絡もほぼ無視してますが全然相手が折れません。
相手は子供も二人いますし、わたしの親が異性関係だらしなくて子供ながら振り回されてきて色々つらかったから、相手の子供の事を考えると自分みたいに嫌な思いをさせたくないです。
離れたいのに離れられなくて悩んでます。

お悩みありがとうございました

若いみなさんはまだないかもしれませんが
不倫なんてダメだよ、不倫なんてありえない
そんな風に思って過ごしていると
20代中盤くらいを皮切りに
不倫する人が続出する現実があったりします。

とあるWebアンケートで
“不倫・浮気”事情に関する調査を行ったところ、
「不倫・浮気をしたことがある」と
回答した既婚女性は34％、独身女性は52％
そんなデータもあるくらいです。

Twitter内にも不倫アカウントもたくさん存在しますよね。

不倫してる人って誰もしたくてしてないし、自分は不倫とは一番遠い存在って思ってた。
何でこうなったかなんてわからない。
わからないけど彼に出逢えて今の幸せがあるから後悔なんてない。
でも本当は皆みたいにtwitterに彼氏とラブラブ写真をスタンプ無しで投稿したい。
— 不倫のキモチ (@aymys13) 2016年11月12日

みんなこんな感覚から始まって

今、奥さんとお子さんと
どんな顔して笑いあってるのかな。

あなたはきっと
優しくて楽しいパパなんだろうな。

普通に出逢って結婚して、
あなたの子を産みたかった。

1番初めに出逢いたかった。
運命は残酷だ。

一緒にいることも、
お互いが好きでいることもない。
これが現実。
— 不倫な恋。 (@love_2015222) 2017年2月26日

こんなに辛い思いをすることもありますよね。
切ない小説を読んだような気分になります。

ダメだとわかっている、でもやめられない、やめようとすると連絡がくる。無視していても連絡がまた来て、そしてまた続いてしまう。。。そんな人が多いようですね。

なんどやめようと思っても、なかなか終わらないのが不倫です。
人にもよりますが、大人になると出会いが減ることが多く、狭いコミュニティで長く生活していくので、歳的にも結婚している人が多くなり、そこから恋に発展してしまう場合がありますね。
大人になるほど結婚している人が増えるので、不倫も多くなるわけです。

なんで不倫が辛いのかというと、最後の最後に自分を１番大切にしてもらえるかどうかはわからないからす。
いままでずっと会っていたのに、連絡も取っていたのに、奥さんのご機嫌ひとつで会えなくなる、連絡が取れなくなるなんてことは普通にあるでしょうし、相手夫婦に子どもがいれば子どもにサービスしている間も待っていなくてはなりません。

掴めない恋だから掴もうとして
掴もうとしたら掴めなくて
苦しくなってしまう。
そんな風になりやすい恋愛が不倫です。

不倫をどうしたらやめられるか、というお悩みですが
今日は視点を変えて少し心理学の話を交えて、視点を変えていきましょう。
あなたの意志が弱いから不倫にはまってしまっていると自分を責めている人は、この"効果"をおさえておいてくださいね。

不倫をしている人は「ロミオとジュリエット効果」と呼ばれる効果のまっただ中にいます。

ロミオとジュリエット効果とは、簡単に言えば「障害があった方が燃える」ということ。
心理学者ドリスコール氏が、男女のカップルからの調査結果を元に命名した効果のことです。

シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」。
みなさんもご存知ですよね。

何代も争い合う名家に生まれた男女が恋に落ち、
事件と誤解により二人とも自殺してしまうが
2人の死が、両家の争いを和解させた。

本当に簡潔に言えばこんな話ですが、
お話を見たことがない人はぜひ見てくださいね。

こんな名作に心理学を持ち込みのもどうかと思うのですが
ロミオとジュリエットの心理状態としては、
大きな障害があったからその分お互いを求め合い
その分激しく愛し合ったといわれます。

障害があるからこそ、素敵な恋の物語も生まれますね。
長い歴史を見ても、身分のさや、国や宗教のさで結ばれない、
君の名は。も、掴めない恋愛の中でストーリーが展開されます。

激しい恋の物語には、障害がつきものです。
シェイクスピアの生まれるもっと前から現代に至まで、それ普遍的な恋の方程式です。

とくに、真面目で一生懸命考えてしまう女の子の方が不倫から抜けられません。
不倫なんてダメ、連絡を無視すれば大切な彼が傷つくし、不倫をしていれば相手の奥さんや子ども、そして自分の両親も傷つく...そんな風に考えていると動けなくなってしまいます。

そんな人はこうしてみてください。

まず、「こんな状況でダメだ...なんとかしなきゃ...」と思わないこと。
そんな風に思っている時点で逆効果です。
いまある障害を自分でより大きな障害にしてしまいますから。
結果的にもっと離れられなくなってしまいます。

ロミオとジュリエットから抜けだすには
「私は自由だし、どっちでもいい」と構えていること。
自分の自由をまず自分で認めることです。

自分に余裕がない人ほど
彼が傷つかないようにとか、彼の家族がどうとか、相手のことが気になります。

そんなこと考えていれば、障害が増えるばかりです。
ときには自己中心的に考えてみてくださいね。

自分を守るのは自分しかいません。

世の中には色々な人がいて、
不倫をやめようとか思わない人もいれば、
不倫という概念すらもない人がいます。

不倫しても傷つかない女の人もいれば
不倫で傷つく男性もいます。

障害があって燃え上がる不倫をするのも
障害があって燃え上がる社内恋愛をするのも
障害がなくて刺激も少ないけど幸せな恋愛をするのも、
自分自身で決められます。

傷つくことで学びがあるし
色んな人の気持ちもわかるようになります。

納得できない日が続いても
いつかはきっと納得できる日が来るはずです。

やめたい恋愛のときには、それにのめり込むのではなく
心理学の観点など、全然違う視点の見方を取り入れると、もやもやしているものがとれるかもしれませんね

そんなわけで今日はここまで